成功のカギをさがす中高年の、中高年による、中高年のためのハナシ

施設選びは慎重に行いたい

中高年で転職を考えたときに、求人欄で多く目に留まるのが介護職ではないでしょうか。少子高齢化の影響は年々強くなり、どうしても人手を補いきれない状況が続くのが介護施設です。また、離職率が高いことも影響していると言われています。

人を相手にする仕事ですから、自分自身に体力や気力が満ちていなければ続けるのが難しくなっていくものですよね。利用者だけでなく、職員との間に問題を感じて離職した人も少なくありません。

ですので、転職する前には必ず施設見学をして、雰囲気を肌で感じるようにしましょう。しばらくそこで過ごすだけで、風通しのいい施設かどうかはわかるはずです。職員達が笑顔で気持ちよく働けているか、見学者に挨拶をしてくれるか、掃除が行き届いているかという点をチェックしてください。

さらに最新の福祉用具が導入されている施設が理想的です。福祉用具が新しいほど、介護職員の身体的な負担が軽減できる可能性が高いからです。また、設備投資できるということは、経営が安定しているということが透けて見えます。

施設見学を終えて、いざ面接となったら、試用期間にする仕事内容を細かく聞いておくと安心です。わからないことをしっかりと教えてくれるゆとりのある職場かそうでないかでは、働きやすさに差が出てきます。一人で利用者を見守らなければいけない夜勤が開始する時期も確認しておくといいです。介護職においては、中高年の転職でも歓迎されることが多いですが、慎重に施設を選ぶことが大事なポイントです。

共通の話題**40代からの転職**